創作ノート①slou

おえかき部・活動内容「音から絵を描く」(2017.4/28)

 

ガンジーの鍬が並んだ人の道に

 学生の頃、ヨーコ・オノさんの「グレープフルーツ」とジョン・レノンの「ジョンの魂」を読んでいました。ビートルズを聴かないために。ラジオで浴びてますが、今では音楽を開封しません。そこから何も生まれませんでした。

 「国旗の日に、メッセージの書かれた旗を掲げる。自分の気持ちを伝える旗を。I LOVE YOU、YES 、HELPなど。そして、何が起こるか待つ。」街の作品Ⅸ.Yoko Ono・Acorn.河出書房新社(2015)より

 これらに関して、作家の吉本ばななさんの解説があります。以下、解説。

空想はたちまちほんとうの力を持って、現実を覆うすべての壁を少しずつ動かしはじめる。その秘密が描かれたすばらしい本です。

 わたしたちはみなこの世には善はないこと、この世で善と見えるものはすべて有限で、制約されていて、尽きるものであって、一度尽きるとその必要性をむき出しにするものだということを知っている。多分すべての人間の生涯には、この世には善がないことをはっきりとみとめた瞬間が、いくつかある。けれどもそういう真実を見るや否や、嘘でそれをおおう。この真実に向い合うと重大な危険にさらされることを感ずるのだ。それは本当のことだp199。それをあらわすギリシャ語は、[hupomene]で、patientia(忍耐)というその語訳はかなりまずい。これは待つことであり、いつまでもつづいて、どんな衝撃にも動揺しない注意深い忠実な不動性である。p186           Simone Weil「Attente de Dieu」1950

 私の音のイメージは、ドット(点画)です。あらかじめ絵の具でも指に塗って、素手で聴いてみたい。記憶を辿って筆で編集するのは、その後が良い。

 

パラミタミュージアム・近代西洋絵画名作展(チェロとピアノが奏でる哀愁の名曲)

 絵画表現というフィルターを通すと、現れるさまざまな感情がある。それを目の当たりにする時、何でこんな気分に苛まれるのかと、こどもの眼が没入していく。しかし、自分と異なる次元を、ヒシヒシと感じるだけで、謎は一向に解けないものだ。なんせモネの作品は、見るという行為では足りない。モネは眼である

 チェロとピアノのコンサートもあった。ノクターン第13番(Nocturne)は、夜通し飲んで騒いで語った後の、夜の瞑想的な雰囲気を持つ楽曲で、ポーランドフレデリック・ショパンの詩。パヴァーヌ作品50(pavane)は、孔雀・Pavoをまねて列を作って踊る、ゆるやかな2拍子の行列舞踏で、フランスのガブリエル・フォーレの作曲。(2015.11/15)

 

参考

Asae Sudou(幼少童話作家) 子供が景気を左右する

Official髭男dism「Trailer」

Crosby.Stills.Nash&Young「僕達の家」

Jim Jarmush「DEAD MAN」(1994)